H29年度 路線価発表

2017/07/08 12:38:33 PM 投稿, おすすめ物件,



7月1日、相続税や贈与税の算定基準となる路線価(1月1日現在)が発表されました。

県内最高路線価は、3年連続でつくばエクスプレス(TX)つくば駅前広場線(つくば市吾妻1丁目) 1㎡あたり25.5万円(約84.3万円/坪)前年比0%の横ばいとなり、2位は水戸駅北口ロータリー(水戸市宮町1丁目)1㎡あたり23.5万円(約77.7万円/坪)前年比2.1%減となり、25年連続の下落でした。

水戸駅北口ロータリーは一昨年2位になるまで26年連続で県内最高を維持していました。一昨年5・8減%、昨年2・0減と下げ幅は縮小していくかと思われましたが、本年は2.1%減と微差ながら下げ幅が拡大しました。

県内の8税務署別の最高路線価をみると、竜ヶ崎税務署管轄の守谷駅西口ロータリーが3.8%増、前述の水戸税務署管轄の水戸駅北口ロータリーと下館税務署管轄の筑西市内県道下館停車場線(1.7%減)のみ下落し、その他は横ばいでした。

1995年から21年連続で下落が続いていた日立税務署管内の平和通り(日立市幸町1丁目)は、昨年より22年ぶりに下落を脱して、本年も横ばいを維持したようです。

水戸駅北口ロータリーの下落は、水戸駅前から郊外店に買い物客が流出していることに加え、駅南側に新たな商業施設が整備され、人の流れが分散されてきているのが原因と指摘されています。

水戸に事務所があり、水戸市近郊を主な取引エリアとしている弊社としては、水戸中心部の地価下落が止まらない現状は困った事態です。LIVIN水戸店の跡地に再開発事業が進められており、マンション・事務所・ホテル等の複合ビルの建設が計画され、三の丸の大手門復元・周辺の改修が予定されています。それらによる水戸市中心部の復権に期待したいです。

 

★路線価とは、1月1日時点の主要道路に面した1平方メートル当たりの土地の評価額。国税庁が算定する。国土交通省が3月に発表する公示地価をベースに、売買実例価格や不動産鑑定士の意見を踏まえて算出する評価額は公示地価の8割が目安。相続税や贈与税の算定基準になる。




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