不動産相続に伴う名義変更が義務化されます!名義変更をプロに依頼した方が良い例は?

2022/04/11 09:00:08 AM 投稿, 不動産お役立ちブログ,



相続登記は2024年4月1日から義務化されますが、ご存知でしょうか。
この相続登記の義務化の背景は、所有者不明土地が発生することを防ぐ理由があります。
この記事では水戸市、ひたちなか市、大洗町周辺にお住まいの方に向けて相続登記の義務化の概要と、相続登記は専門家に依頼した方が良いのか解説します。
 

□相続登記が義務化される?その概要について

冒頭でも述べたように義務化の背景には、所有者不明土地が発生することがあります。
相続による名義変更登記や所有者の住所が変更されないまま放置されていることが現状としてあります。
放置されていることで、不動産所有者が誰かわからないことが大きな理由となっているのです。
 
相続登記の義務化を検討されてきましたが、近年法案の議論がすすみ、2021年2月10日に法制審議会民法・不動産登記法部会第26回会議で「民法・不動産登記法(所有者不明土地関係)の改正等に関する要綱案」が決定されたのです。
義務化自体は2024年の4月1日から施行となっています。
 
この義務化に伴って、不動産の所有者に相続が発生した際に、相続で所有権を取得した方は、相続の開始及び所有権を取得したことを知った日から3年以内に不動産の名義変更登記を実施する必要があります。
違反した際には、10万円以下の過料対象となります。
なお、遺言等で遺贈により所有権を取得した場合も同様なので、把握しておいてください。
 
また、この義務化は、法改正後に生じた相続だけの適用ではないです。
法改正以前から相続登記をしていない不動産に関しても適用されることを念頭に置いておきましょう。
 

□プロに相続登記は依頼したほうが良い?

相続登記を自分でやることが不安な方は専門家に依頼するのも手でしょう。
登記費用には、登記申請時の登録免許税という税金がかかります。
また、戸籍謄本などの書類の取得時に最低限の費用もかかります。
遺言書がなく、相続人も少ないようでしたら、自分自身で相続登記を行ってもそれほど大変ではないかもしれないです。
 
ただし、不動産の数や相続人の数が多い場合は、専門家への依頼も視野に入れることが大切です。
専門家に相続登記を依頼する場合は、プラスアルファで費用がかかると考えておきましょう。
 

□まとめ

今回は相続登記の義務化の概要と、相続登記は専門家に依頼した方が良いのか解説しました。
義務化がされる相続登記については、確実に行うようにしてください。
また、ご自身で相続登記をやるには手間も時間もかかります。
専門家に依頼するのも一つの手法として考えておきましょう。



上記物件の売買のご相談・ご連絡は、お問合せフォームよりご連絡ください。
〒310-0803 茨城県水戸市城南3-12-5 TEL:029-227-4433 FAX:029-221-6603


SUUMO

アットホーム

HOME'S